一般社団法人 再開発コーディネーター協会
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再開発グループ研究会(第2回)開催
 

■今回のイベント企画について

2008年度に初めての試みとして継続型グループスタディによるイベントを開催・運営いたしましたが、参加した若手会員より再度の開催要望が多くあり、2010年度も継続グループスタディを実施致しました。設定したテーマは、以下の3点です。

テーマ@:再開発事業(商業施設)と既存商店街の共存
テーマA:街並み形成と再開発
テーマB:マンション建替え

 募集の結果、34名の参加希望を頂き、これに実行委員や協会事務局を加え、各テーマ15名程度でグループスタディを運営することとなりました。

 

イベント企画の流れは以下の通りです。

◇10月 全体会合(オリエンテーション)
 進め方等の概要説明の後、テーマ毎にスタディの方向性について意見交換を行いました。
◇12月 全体会合(中間報告会)
 各テーマの進捗確認と今後のスタディの進め方について発表を行いました。
◇11月、1〜2月 各グループ活動
 テーマ毎に活動を行いました。活動は、1回/月を基本に考えておりましたが、最終発表会が迫ると頻度を上げてスタディを行ったグループもありました。
◇2月 先進地視察会(高松市丸亀町)
 高松市の中心市街地活性化施策、そして丸亀地区の視察会を実施しました。当日は、高松市の吉井係長と振興組合の古川理事長にご講演頂くと共に、実際に商店街をご案内頂き、詳細に取組みについてご説明頂きました。若手メンバー27名の参加を頂き充実した視察会になりました。

◇3月 最終発表会
これまでのスタディ内容の発表会を行いました。当日は、国土交通省都市・整備局 東野文人課長補佐の他、以前に実行委員を務められていた先輩方にもご出席頂き、講評も頂戴しました。 各グループスタディの研究報告については、リンクページでご紹介していますのでご覧ください。

■今後に向けて

 今回の継続グループスタディでは、参加者の再開発事業、街づくりに対する意識も高く、より中身の濃いスタディが実施できたと感じております。一方で、30〜40歳代前半が中心であった参加者が、今回は20〜30歳台前半となっており、多忙な業務環境等で全会合になかなか参加が難しい状況も見受けられました。 参加者からは、以下のような感想がありました。

  • 普段は異なる立場の方々と同じ課題を議論できたことは有益。
  • 同世代で同じ意思を持っているメンバーとのネットワーク作りの良い機会となった。
  • 普段意識していてもなかなかやれない議論を通じ改めて頑張ろう!と思った。
  • 視察では意識を高く持ちTRYする勇気が出た。等の感想を頂きました。 (詳細は参加者アンケート結果を参照ください)

 今後の活動について、実行委員会としては、上記感想を踏まえ、若手に魅力のあるテーマ検討を行い、イベント企画を通じたネットワーク構築と、若手世代のさらなる活性化を目指したいと考えます

リンク:
 第1班 発表資料
 第2班 発表資料
 第3班 発表資料
 参加者アンケート結果