【浅草班のグループワーク報告】

    当班は、フォーラム初参加者が多い中、様々な意見や仮説が展開され、現地視察も含めて浅草の賑わいについて検証・再評価し、最終発表を纏めました。
    初回のワークショップ(WS)では、それぞれが持っている浅草のイメージを出し合うところからスタート。浅草寺を中心とした一定の賑わいが、表面的な賑わいとなっていないか、人・店・コンテンツなどの定量的な賑わいではなく質としての賑わいに繋げていくには?といった視点から議論を展開していきました。
    第2回のWSでは、近郊視察で発見した「裏」のポテンシャルも感じながら、浅草寺の一極集中を面的な賑わいとして拡げていけないか、外国人観光客だけではない来街者、若者や住人にとっても相応しい街の賑わいとは何か、について議論を深めました。
    最終回となる第3回のWSでは、日本国内の観光地に対し「地元の人とコミュニケーションがとれない」という不満を持つ外国人観光客が多いという情報に基づき、「人通り等の定量的賑わいではなく、人同士の会話や『声』が聞こえる賑わいこそが浅草には相応しいのではないか」と考え、外国人を含む観光客同士や地元住民との会話、交流が生まれるようなしかけについて議論を交わしました。そして最終発表では、文字通り「敷居をまたぐ」、はだしの付き合いができるエリア化計画、地元通貨「ASAKUSA PAY」や人力車乗場の設置による回遊性の創出を提案しました。
    メンバーそれぞれが活発に意見を出し合いながら最終発表を迎えられたことが実を結び、参加者投票の結果、見事トップ当選(!?)を達成!これを機に、フォーラム終了後も定期に交流・情報交換を継続しています。

議論・現地調査写真

寺田 大祐   東急株式会社
鈴木 あゆみ   株式会社URリンケージ
丸山 貴大   西松建設株式会社
髙橋 毅   東急不動産株式会社
徳田 耕大   阪急阪神不動産株式会社
倉科 隆弘   株式会社タカハ都市科学研究所
森  優也   株式会社日本設計
八木 祐三郎   株式会社都市環境研究所
(実行委員)
箱﨑 早苗   戸田建設株式会社
渡部 貴史   株式会社日建設計

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