【那覇視察の報告】  

    今年度の若手まちづくりフォーラムでは、多様な文化が融合し、独特の「賑わい」が創出されている【沖縄】を視察先とし、再整備が進む「第一牧志公設市場(以下、「牧志市場」)」や事業推進中である「モノレール旭橋周辺地区第一種市街地再開発事業(以下、「旭橋再開発事業」)」を見学しました。昨年の札幌視察に続き、今年も遠方での開催となりましたが、総勢36名(実行委員や事務局を含む)の方にご参加頂きました。
    視察会では、旭橋再開発事業にて整備された「カフーナ旭橋A街区」内にある新県立図書館内ホールにて、那覇市職員の方や旭橋再開発事業の施行者である旭橋都市再開発株式会社様、事業コンサルタントである株式会社アール・アイ・エー様より各事業の経緯や概要・特徴等についてご講演を賜った後、旭橋再開発事業地区内の現地視察を行いました。
    1950年の整備後、火災による大規模焼失等の苦難を乗り越え、日本復帰の1972年に現在の形に再整備された、云わば「沖縄の戦後史と共に歩んできたマチの台所」である牧志市場。その建替えに向けた、地元との協働によるこれまでの具体の取り組みや苦労話等をお聞きし、その意気込みや熱意を直に感じるとともに、2022年に完成する新たな市場への期待が一層大きなものとなりました。
    また、沖縄県初の再開発会社施行による市街地再開発事業である旭橋再開発事業については、沖縄県との連携により「県立図書館」を配置し、その上層階をビジネススペース、歩行者デッキ接続フロアを商業スペース等とし、不特定多数の市民が訪れやすく、より安全・快適な空間とする等、随所に民間ならではの発想による事業展開が感じられ、再開発会社施行のモデルケースとして全国的にも注目を集める所以を学びました。
    今回の視察を通して、「まちづくり」における産官民連携・協働の必要性・重要性を改めて実感し、多様化するニーズに応える今後の新たな「賑わい創出」に向けた手がかりを得ることができました。ご多忙の中、ご講演を賜りました、旭橋都市再開発株式会社の幸喜事業部長、株式会社アール・アイ・エー赤尾次長、株式会社松田平田設計駄場部長、那覇市職員外間主管、慶田城主管には心より御礼申し上げます。

以上


講演の様子 現地視察 カフーナ旭橋A街区 懇親会の様子