世界中に未曾有の混乱と苦境をもたらした新型コロナウイルス。この半年ほどでテレワーク等の新たなワークスタイルが急速に定着し始め、「いつでも、どこでも、誰とでも」仕事ができる環境と価値観が生まれつつあります。通勤時間が余暇時間となり、家族との対話や趣味、地域活動など 個々人の生活の豊かさに繋がり始めました。
今後、これまでの経済性・効率性・利便性だけではない、自分の価値観に合う場所への移住が起こるなど住環境や働き方は加速度的に多様化し、それに合わせるかたちで国土の構造は変わってくることが予想される中、我々まちづくり実務者は どのような視点でまちづくりと向き合っていくべきなのか?そのヒントを探るべく、「コロナ危機を契機とした新規事業検討」を通じて、with/afterコロナにおけるまちづくりの在り方について検討しました。
また、今年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から若手フォーラム史上初の「完全オンライン」による試行錯誤の中での開催となりましたが、北海道や関西等遠方からもご参加頂き好評を得ることができました。