A班 グループワーク報告

A班では、再開発事業の未経験者と経験者がバランスよく分かれており、経験者は率先して未経験者へナレッジマネジメントを行い、未経験者は今後の業務に向けて知見を深めるための議論を進めました。
第1回では、デベロッパー、ゼネコン、コンサルタントといった各々の立場で経験した再開発事業のプラス要因、マイナス要因を議論しました。
第2回・第3回では再開発事業の課題を具体的に整理しました。再開発は完成までに長期間を要するため全てを経験している参加者はいませんでしたが、各フェーズ(準備組合~都市計画決定~組合設立~権利変換~工事着工竣工~組合解散)において、参加者各々が実務で向き合っているフェーズの課題について議論・共有しました。地区の特性によって条件が異なること(例:容積率UPは床需要が都心・地方によって異なるので効果が異なる等)に着目して、権利者・行政・市場の3つのマトリクスに課題を分けて議論を深めました。
最終回(第4回)では、これまでの議論で積み上げた課題や考え方を確認し、発表に臨みました。参加者のこれまでの知識・経験の共有が共感を呼び、本年度のテーマである「ナレッジマネジメント」が目に見える形で達成されました。
最終的に受賞には至りませんでしたが、すべての会を通じ活発な意見交換がされた結果、所属組織を越えた経験の共有に繋がったと感じています。

A班 参加者一覧

(実行委員)