地方視察 報告【熊本】

今年度の若手まちづくりフォーラムでは、2019年度以来、3年ぶりの視察会を実施いたしました。大型再開発案件が駅前・繁華街2エリアにあり注目度の高い【熊本】を視察先とし、くまもと森都心熊本駅前東A地区と桜町地区(サクラマチクマモト)を見学しました。3年ぶりの視察会でありながら、総勢36名(実行委員や事務局を含む)の方にご参加頂きました。
視察会では熊本駅前東A地区内にあるくまもと森都心プラザ内の会議室にて、㈱アール・アイ・エー様、㈱日建設計様より各事業の経緯や概要・特徴等についてご講演を賜った後、熊本駅前東A地区と桜町地区内の現地視察を行いました。
竣工から10年を迎える熊本駅前東A地区においては、開発の概要やコンセプトはもちろんのこと、完成当時にご苦労されたことや供用開始10年が経過して見えてきた課題についてもご講演をいただきました。竣工直後の再開発物件を見学することは多いですが、竣工後一定期間経過した再開発物件についてご講演と見学をさせていただく機会は貴重で、特に開発当時のコンセプトと実態のギャップなど、今後の参考になるお話を多く伺うことが出来ました。
桜町地区においては、日本最大級のバスターミナルの更新という高難度の事業であり、計画や施工などで苦労された点や工夫された点についてお話をいただきました。また事業期間中に熊本地震に見舞われ、事業継続について様々な意見がありつつも、途切れることなく事業を進められた関係各位の熱意を感じるとともに、豊かな緑と人でにぎわうサクラマチクマモトは復興の一つのシンボルのようにも感じました。
本フォーラムでは、「権利者目線」で「都心/地方」の再開発を紐解くことをテーマとしておりましたが、資産性の向上よりむしろ、地域の浮沈にかかる危機感から端を発するといった違いに触れることが出来ました。まさに両地区とも地域再生の根幹を担う事業となり、その責を全うされていることに敬意を表するとともに、ご多忙の中、ご講演を賜りました、㈱アール・アイ・エー森﨑様、㈱日建設計那須様に、心より御礼申し上げます。
講義の様子
【講義の様子】
現地視察の様子
【現地視察の様子】