2023年度「若手まちづくりフォーラム企画 inTokyo」について

企画主旨について

コロナ禍を経て、我々のライフスタイルは少なからず影響を受けることとなりました。リモートワークやWEB会議、ネットショッピングなど、まちを訪れることなく、用件を済ませることが増えています。今後、VRなどの通信技術が一層の発展を迎えた場合、今まで以上に、こうした流れは加速することと思います。
今回の若手フォーラムでは、「官能都市」を参考に、定性的な都市のもの差し=新たな評価軸を設定し、まち歩きを通じて、まちの魅力を見つめなおすことを目的にグループワークを実施しました。
あわせて、函館視察では、そのまちをつくる“人”にも目を向け、参加者の皆様の視野を広げる契機になればと思い、実施いたしました。

【開催概要】

テーマ

「新たな評価軸を通して、まちの魅力を見つめなおす」

~あの日見たまちの名前を私達はまだ知らない~

【各回グループワークの開催概要】

参加者37名をA~Eの5グループに分け、グループワークを実施した。

第1回(2023/10/27(金))

  • オリエンテーション・自己紹介
  • グループワーク①

第2回(11/10(金))

  • グループワークごとにまち歩き

第3回(11/22(水))

  • グループワーク③

第4回(12/7(木))

  • グループワーク④
  • 最終発表

函館のまちづくり視察会(3月8日(金)~3月9日(土))

  • 函館駅前若松地区市街地再開発事業

グループワーク報告

地方視察報告

参加者の声

まち歩きの感想

  • あまり深く歩いたことのないまちだったため、改めて色々な観点からまちを見つめなおすきっかけになった。また、班ごとの仲も深まり、良い機会だったと思う。
  • 毎回机を前に意見交換するよりも、実際にまちを見ての議論の方が話のふくらみも多く、様々な意見交換ができるようになったと感じます。
  • 普段は何となく歩いている道を意識して歩くいい経験となった。
  • 同業他社の方々と目的をもって街歩きすることで、私1人では気がつかない観点に気付くことができました。

グループワークの感想

  • 他社の方と仕事抜きにして街について語り合う機会がありがたかった。
  • 明確な答えのないワークなので難しい部分もあった。
  • 班員全員が個々のバックグラウンドを生かしながら、素晴らしいアイデアを提供してくれた。社内での活動だけでは分からない新鮮さがあった。
  • いつもと異なる基準で不動産価値、まちの価値を判断する企画が素敵でした。チームの皆さんが熱心に考えられ、意見を言い合うことで親睦が深まりました。

実行委員

(令和5年度) ◎座長 ○副座長
垣本雄司阪急阪神不動産㈱
浩輝㈱大林組
中島健太郎㈱日本設計
大石拓哉日鉄興和不動産㈱
大島雄人東急不動産㈱
太田萌子㈱日建設計
大橋克矢西松建設㈱
倉本大資相鉄不動産㈱
松尾真利㈱タカハ都市科学研究所
三好陸生㈱URリンケージ
森田 空㈱フージャースコーポレーション
八坂仁也戸田建設㈱
安田大輝㈱都市設計連合
米澤高道大成建設㈱