【3班】

 3班では、今後人口減少が顕著に進むであろう「地方都市」を対象として、再開発の未来について討論した。今後も一定の人口維持が予測される首都圏と違い、地方都市では人口減少、少子高齢化、生産人口の流出等により、郊外に拡大したインフラの維持管理や地域活力の低下等が問題視されている。当班では、この課題に対して大きく2つの方向性で検討を行った。
 ひとつ目は、まず人口減少に正面から取組む案として「子供を増やすためのまちづくり」について検討し、経済的・制度的な子育て支援や、地域のコミュニティ創出につながる再開発事業の在り方等について考えた。
 ふたつ目は、人口減少という社会変化を受入れた上で、それでも地域の住民が活力を持って生活していけるまちづくりについて検討した。これまでのまちづくりは、人口の増加や広域からの集客による地域の活性化が目的とされてきたが、そういった既存のパラダイムを転換することで、「人口の増加も広域からの集客もないけど、何とかこれまで生活してきた地域で幸せに暮らしていけるまち」の可能性があるのではないかと考えた。具体的には、地域の中で経済が自律して回っていくような新しいライフスタイルの確立や、高齢者を上手く活用することで新しい地域コミュニティが生まれる等の提案がなされた。
 今後の再開発を考えていく上で、人口減少という課題に正面から取り組むことと並行して、これまでの視点を少し変えてみることで、新しいまちづくりの可能性が生まれてくるのではないかと考えた。

成果発表Photo

<参加者>

大島 秀敏(野村不動産株式会社)   加賀 貴史(三菱地所レジデンス株式会社)
小島 史朗(財団法人首都圏不燃建築公社)   角田 崇一郎(石本建築事務所)
富永 峻史(京浜急行電鉄株式会社)   平澤 資尊(西松建設株式会社)
(実行委員)    
上谷 孝介(株式会社大林組)   春山 良平(前田建設工業株式会社)

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