【2班】 | 小テーマ: | エリアマネジメント:理想の街のあり方とは? |
2班では、“エリアマネジメント”をテーマに、理想の街「愛着が持てる・人が集い・活気あるアイデンティティのある街」を実現する為にはどのようにコーディネートしたら良いかという視点から議論を行いました。
各人の実務経験等をベースとした議論の中で、まず地元のコアとなる人材やコンセンサスの必要性、人間関係の難しさやプロセスや仕組みづくりの重要性、などの課題が挙げられ、理想の実現の難しさが共有されました。その後、参加する側の目線に立った議論を行う中で、最初から形や仕組みを固定化することが結果的に閉塞的な活動を誘発してしまっているのではないかと気付きました。
既存の枠組みや効率的な運営を意識しすぎず、「多様な活動・場所・サービスを誘発(きっかけ)⇒その中で育つ人材を育む⇒発信⇒更に活性化」といったサイクルを深めていくことで、“人”・“物”・“金”といった街の基盤を地域に繋ぎ止め、自立・自活を促し、結果的に、その街の人によるその街独自の雰囲気や活気を創り出すことに繋がるのではないか。それがエリアマネジメントの基盤であり、理想の街の実現への第一歩ではないか、という結論に至りました。
<参加者> |
梶原 祐貴 (大和不動産鑑定株式会社) 木下 奨 (東急不動産株式会社) 栗田 桂佑 (東京ガス株式会社) 末光 真一 (株式会社竹中工務店) 寺田 大祐 (大和小田急建設株式会社) 松下 拓未 (協同組合都市設計連合) 平澤 資尊 (西松建設株式会社) |
(実行委員) |
安留 瑞木 (株式会社タカハ都市科学研究所) 山下 恒 (新日鉄興和不動産株式会社) 上石 元直 (相鉄不動産株式会社) 上谷 孝介 (株式会社大林組) |