【都心2班(30代-都心)のグループワーク報告】 |
都心2班では、東京都心の限られた空間の多くを道路が占めている現状を問題視し、道路が減れば都心の空間をより有効活用でき、より豊かにできるのではないかとの発想の基に、「都心の車両を減らす」ことをテーマとして議論を開始しました。
しかしながら、2回目のワーキングで実施されたワールドカフェ形式の意見交換において、他班メンバーより「都心の道路が減り空間が創出されることで生じる具体的なメリットがイメージできない」との指摘を受けたため、ケーススタディ対象地として、幹線道路が多くまとまった公共広場空間(駅前広場等)の少ない六本木周辺エリアを選び、独自に六本木の街のフィールドワークを実施したうえで、3回目のワーキングに臨みました。
3回目のワーキングでは、「都心の車両を減らす」背景、車両抑制の方法、抑制対象エリアなど基本的な施策イメージをメンバー全員で共有したうえで、ケーススタディ対象地である六本木周辺エリアをイメージしながら具体的なメリットの炙り出し作業を行いました。結果、道路空間に代わって創出される余剰空間の有効活用により、防災機能の向上や都市景観の改善、コミュニティの強化、街の賑わい創出効果等が期待されるほか、車両減少により環境・騒音対策にもなる等、多くのメリットが生じると考え、都心部への車両流入抑制は今後導入を検討すべき施策であると結論付けました。
石口 隆志 遠藤 亮 木下 直人 永山 允 藤田 暁恵 藤田 栄浩 安永 覚 山崎 一郎 山本 將道 |
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(実行委員) | ||
郷 健太朗 山崎 洋一 |
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