【駒込班のグループワーク報告】      

 駒込班では、駒込の都市と文化について、現地視察を含めて4回のグループワークおよび、有志参加による1回のブレーンストーミングにより議論を進めてまいりました。
 第1回目は、自己紹介を交えながら各々が考える都市と文化像を発表し合い、グループとしての駒込における都市と文化像のイメージを膨らませる作業となりました。第1回目であったことと、一部の駒込をよく知るメンバーと多数の知らないメンバーとの駒込に対するイメージの差異から各メンバーとも苦戦を強いられましたが、切り口「都会のオアシス」というキーワードを出し、次回以降に繋げました。
 第2回目は、街を知るためのフィールドワークで実際に駒込駅周辺を巡りました。第1回で参加できなかったメンバーもここで合流し、フルメンバーでの活動となりました。豊島区・北区の区界であるJR駒込駅東口から豊島区側を主に回り、文京区側にある六義園を経由し、第1回目のキーワードで出た「都会のオアシス」的スポットである染井温泉で活動のまとめ及び懇親を深めました。
 本来であればこのまま第3回ワークキングに移行するところでしたが、第1回目発表の反省と、フィールドワークでイメージを掴みかけたことを踏まえ、有志参加によるブレーンストーミング会の開催がメンバーの自発的意見により提言され実施されました。今年度の若手フォーラムは一味違うことを感じさせるエピソードです。
 結果、第3回目のワールドカフェ形式のワーキングを経て、発表では、フォーラムOBからのお褒めのお言葉もいただき、グループの士気は更に向上。最終回のまとめでキャッチコピー「桜と育つ駒込区~LA SAKURA SAKU~」を冠し、地域資源である「桜」、「庭園」、「歴史」を活かしたブランディングと街の分断要素である線路を人工地盤で覆い、3区にまたがる区境というマイナス面をプラスに置き換えるソフト活動での仕掛けの提言で街に新たな価値を創造できるのではないかとの結論に至りました。
 駒込班は、終始活気溢れる議論が繰り広げられ、それぞれのメンバーが存在感を発揮したグループワークとなりました。

議論・現地調査写真

角田 慎平   三菱地所レジデンス(株)
大迫 真里子   大成建設(株)
渡辺 雅博   (株)URリンケージ
宮本 治   (株)アール・アイ・エー
加藤 慎也   新日鉄興和不動産(株)
青山 春菜   (株)日建設計
石口 隆志   (一財)首都圏不燃公社
齋藤 圭太   (株)タカハ都市科学研究所
(実行委員)
阪田 俊満   大和ハウス工業(株)
岡田 拓郎   東京ガス(株)

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