【恵比寿班のグループワーク報告】 |
私たちの班では、「恵比寿」を対象にまちのブランディングについて議論し、『さりげなくカッコつけた(恵比寿)』という将来像をまとめました。
最初に「恵比寿」のイメージや文化性を自由討論した際には、2016年の住みたい街ランキング1位でありながら代官山や広尾のような高級感は無い、交通利便性は高いが核となる特徴が無い、歴史が薄く街の深みが無い、といった意見が出ました。その後のフィールドワークでは、恵比寿ガーデンプレイスから細い路地裏まで隈なく歩き、お洒落な店舗や大衆的な飲食店、路地の賑わい、小さな公園や神社など新たな街の魅力を発見することができました。特に代官山近辺から広尾近辺まで幅広く歩くことで、恵比寿の魅力をより肌で感じることができました。
また、ワールドカフェでは他の班の方々からの多様な意見を頂き、手の届くお洒落なお店、常にトレンドを包含して更新されていく地域性、課題解決型より魅力をのばしていく街、といった異なる視点に感化されました。
フィールドワークやいただいた意見も踏まえ、様々な議論の結果、「恵比寿」のまちづくりの方向性としては、恵比寿駅を中心に幹線道路沿いは目抜き通りとして骨格的な賑わいを形成しつつ、その周辺の路地でつながるエリアこそ恵比寿らしさを育んで行くのが良いとの見解に至りました。そこで起こる事象としては①口コミで広がる密かな名店、②意識の高い若者が集まって行われるまちおこし、③最先端のトレンドが生まれる新陳代謝といったアイデアが出されました。
さりげないけれど、手の届くお洒落さで、常に新陳代謝が繰り返される街、それが「恵比寿」のブランディングの方向性であると結論づけました。
また、フォーラム期間終了後も新年会を兼ねて班のメンバー全員で集まり懇親を図るなど、今回の若手まちづくりフォーラムを通じて、今後も継続して交流、情報交換を行う関係を築くことができました。
江頭 寛基 | 東急不動産(株) | |
田井 栄次郎 | 東京急行電鉄(株) | |
田中 麻未 | 京浜急行電鉄(株) | |
野間 弘太朗 | 三井不動産レジデンシャル(株) | |
三好 史晃 | (株)三菱地所設計 | |
山崎 悠大 | (株)大京 | |
(実行委員) |
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西館 沙織 | (株)日建設計 | |
村岡 大祐 | (株)日本設計 |