企画主旨について

　東京では2020年のオリンピック開催を契機として、インバウンドの急増、都市インフラの整備や建設投資が進んできているが、国内においては少子高齢化や人口減少が進み、新興国の台頭等による世界経済の発展もあり、激しい都市間競争にさらされており、今後数年の間にも、大きく都市が変貌していくことが想定されます。
　私たちの身近な生活にも、わずか数年の間にも様々な技術革新が起こっており、仮想通貨、アマゾン、グーグル、SNS、LINE、Uber、Airbnb、ドローン、ネットフリックス、AI、自動運転等、枚挙にいとまがない。
　一方で、私たちが取り組むまちづくりは、完成すると５０年、１００年もしくはそれ以上にわたり、そのまちの資産になります。そのため未来をある程度見通しながらまちづくりに携わる必要がありますが、実際には変化が激しすぎて見通しが難しい部分もあります。
　今年度の若手まちづくりフォーラムでは『未来志向のまちづくり』をテーマとして、港区内の任意のエリアを対象に2050年のまちづくりについて企画提案を行いました。まちづくりについてのグループディスカッションやワークショップ、現地視察としてTEPIA先端技術館及び港区内の任意のエリアの視察と「天神ビッグバン」など未来に向けたまちづくりを行っている福岡天神エリアの視察を行いました。企画を通して、普段組織や事務局内で実務に携わり多忙な日々を送っている次代のまちづくりを担う若手担当者が日常の業務から頭を切り離して自由に語り合い、共通の成果を作り上げることで、会社の枠を超えた同世代間のネットワーク構築の場を提供できたと思います。

グループワーク報告

視察会報告

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参加者の声

• 年齢の近い参加者同士が一つのテーマに集中して議論できる環境がありがたいです。
• 短期間でのアイデア出し、提案練り上げが楽しいです。
• 様々な業界の方が参加し、異なる意見が出されることはよかった。
• 同世代、他社の方々がどのようなことを考えているのか知る機会になり、とても充実していました。
• 他社の方々との親睦を深めるという意味でも非常に良い機会となりました。実行委員の方の進行も大変すばらしかったです。
• テーマがもっと身近で現実的なテーマであったほうが議論しやすかったと思う。

実行委員