【2班(住まい方)のグループワーク報告】

    2班では、住まい方の視点から将来のまちづくりについてディスカッションを進めてきました。
第1回では、抽象的なテーマのため意見が発散する中で、少子高齢化に伴い「子供が減る」→「優しい気持ちが減る」というキーワードにより、その後の議論が活発に展開することになりました。
    第2回では、<「減る」からこそ「補う」>【通称「減ればピタッと引っ付く理論」】をコンセプトとし、パラダイムシフト(価値観の変化)が起こることにより、ネガティブな言葉をポジティブに捉え直すことを考えました。またワールドカフェでは、様々な実践事例を紹介いただき、上記理論の実現方策としてまちづくりにおける『フィルター』の設定について提案をすることにしました。
    第3回では、武蔵小杉の開発状況や渋谷キャストの視察を通じ、「優しいまち」の実現に向けた『フィルター』として、制度やシステム等のソフトな提案を行いました。『フィルター』の特徴としては、「ゆるめの目標を共有」「強制的ではない」「自分たちでつくる」ものであること、またこれにより実現する「優しいまち」の具体の生活シーンとしては、「互いに夕食を分け合う」「空き家になったらシェア」「ジェラピケで歩ける(ほど心ゆるせるまち)」等を例として挙げました。
    初期の段階でキーワードを共有できたことで、チーム全員が積極的に意見交換に参加し、活気あふれるワーキングとなりました。今回のフォーラムを通じて、継続的に交流・情報交換を行う関係を築くことができました。

議論・現地調査写真

岩本 康佑   玉野総合コンサルタント株式会社
高橋 勇也   株式会社オリエンタルコンサルタンツ
市川 洸大   株式会社フージャースコーポレーション
垣本 雄司   阪急阪神不動産株式会社
田中 大樹   東急不動産株式会社
深野 祥子   三菱地所レジデンス株式会社
箱﨑 早苗   戸田建設株式会社
鈴来 和仁   市川市
(実行委員)
齋藤 圭太   株式会社タカハ都市科学研究所
冨永 麻倫   株式会社アール・アイ・エー

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