【4班(働き方)のグループワーク報告】

    4班では、まず最初に、『少子高齢化により起こるであろう事象』について議論し、『高齢者の増加』『生産年齢人口(若年層)の減少』『外国人の増加』『地方の衰退』といった事象の中から、特に今後も労働者として益々多くの流入が想定される『外国人の増加』に着目しました。
    2回目のワークショップでは、日本の近い将来を想像しつつ、外国人向けのサービスの変化、文化の違いの顕在化、といった課題を抽出するとともに、日本特有の組織文化の打破など、外国人の増加に期待される効果についても議論を行いました。
    このテーマ設定を受け、フィールドワークでは、対象地を『高田馬場・新大久保』に絞り、現地調査やアジア圏の文化に触れながらの懇親会を通して、外国人は「民族単位で集まること」と、一方で「混在しつつあること」を肌で感じることができました。
    視察や議論を重ねる中で、今後のまちづくりでは、特に、外国人に向けた、職住近接、教育施設・医療機関の充実、外国語対応コンシェルジュ等、外国人労働者が安心して生活できるシステムを提供することが必要と考え、山手線及び沿線の一駅に一つの国の外国人を誘致するために様々な優遇政策を行う『ひと駅あげちゃいました政策』を考案しました。各駅には、外国人を支えるインフォメーションセンターや教育施設等を配置し、一定の秩序を与えながら、緩やかに各国が混在し、各国の文化が根付く仕組みを提案しました。
    なお、フォーラム期間終了後も新年会を兼ねて班のメンバーで集まり懇親を図るなど、今後も情報交換を行う関係を築くことができました。

議論・現地調査写真

秋間 弘貴   大成建設株式会社
岡田 泰之   東日本旅客鉄道株式会社
蒲原 茂明   野田総合法律事務所
包 絵織   五洋建設株式会社
中西 美裕   株式会社日建設計
森田 翔   株式会社竹中工務店
山崎 悠大   株式会社大京
渡辺 雅博   株式会社URリンケージ
(実行委員)
村岡 大祐   株式会社日本設計
田中 絢人   株式会社都市設計連合

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