一般社団法人 再開発コーディネーター協会
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2018年度「若手まちづくりフォーラム企画 inTokyo」について
 

企画主旨について

    我々を取り巻く環境は常に変化しており、近年においても急速なグローバル化の進展や人工知能(AI)をはじめとした技術革新などによって生活が大きく変わろうとしています。
環境変化を予測して業務のマネジメントをおこなうことはすべての職種に求められる能力であり、今後も数十年にわたってまちづくりに携わる世代が近い将来に起こりうる環境変化とパラダイムシフトについて議論することは非常に意義があると考え、今年度のテーマに設定しました。
    議論する切り口については他国でも類を見ないスピードで進む少子高齢化を取り上げ、グループディスカッションにおいて働き方と住まい方の視点ごとに少子高齢化によって将来起こり得るパラダイムシフトを想定しました。また、それらのパラダイムシフトに対応したまちづくりについてもワールドカフェやフィールドワークなどを通じて意見交換しながらイメージを具体化し、グループごとにプレゼンテーションを行いました。
    今年度の若手フォーラムは、若手担当者の交流を促すとともに、まちづくりにおける次世代の課題や対応策の考察を重視したテーマ設定としましたが、少子高齢化によって生じるさまざまな課題を考える貴重な機会とすることができました。

グループワークの様子写真

【開催概要】 テーマ「少子高齢化によるパラダイムシフトとまちづくり」
  〜働き方と住まい方の変化を予測して対策を考える〜

【各回グループワークの開催概要】
・グループ分け
「働き方」3班、「住まい方」3班の計6班 ※参加者の希望による


第1回(10/12(金))
  オリエンテーション
  自己紹介:積木式自己紹介、“少子高齢化”をテーマに班ごとに連想ゲームを実施
  グループワーク 討議、視察候補地を検討した

第2回(10/26(金))
  グループワーク
    〜ワールドカフェ方式のワークショップによる意見集約〜
短時間に広く意見を集めるため、グループ横断のワークショップを実施

第3回(11/2(金))
  フィールドワーク
    各班ごとに選定した対象地の視察、先進事例の調査等を行った

第4回(11/16(金))
  グループワーク
  成果発表
    働き方、住まい方の2つの視点で、まちづくりについて企画提案を実施

札幌のまちづくり視察会:11/30・12/1(金・土)
  札幌駅大通地区の官民連携によるまちづくりについて
  札幌市におけるまちづくりの動向
    札幌創世1.1.1 区北1 西1 地区における事業概要等
  「さっぽろ創世スクエア」視察

〜各会終了後は、全体または班毎に懇親会を開催しました〜

グループワーク報告

視察会報告

【札幌視察の報告】はこちら→

札幌視察 講義の様子

参加者の声

  • 多彩な方々と交流できて楽しかったです。ありがとうございました。
  • 最初は異業種ということで不安でしたが、回を重ねていくうちに楽しくなってきました。仕事に関係ない所で繋がれる良い機会だと思います。
  • 様々なバックグラウンドを持つ人々が集まるので新たな視点での「気づき」があり、とても楽しく過ごせました。
  • 多世代・他業種の方と交流・意見交換する中で、はっとさせられる瞬間が多々あり、とても良かった。
  • 非常に楽しかったです。普段一緒に仕事をしていない人たちとのグループワークなので、伝え方、進め方も試行錯誤できたのが良い点と感じました。

実行委員

(平成30年度) ◎:座長、○副座長

永田  康太郎   相鉄不動産(株)
郷   健太朗   (株)大林組
  村岡  大祐   (株)日本設計
  阪田  俊満   大和ハウス工業(株)
  村上  拓也   大成建設(株)
  白田  順士   (株)日建設計
  木下  直人   新日鉄興和不動産(株)
  羽田  裕佳子   (株)フージャースコーポレーション
  齋藤  圭太   (株)タカハ都市科学研究所
  杉田  薫子   阪急阪神不動産(株)
  田中  絢人   (株)都市設計連合
  冨永  麻倫    (株)アール・アイ・エー

委員会の様子写真