2023年度 再開発プランナー試験案内(第32回)

2023年度 再開発プランナー試験 申込受付は終了しました。

【筆記試験】

I受験資格

筆記試験を受ける年の4月1日現在満20歳以上であること。
2023年の筆記試験は、2003年4月1日以前に生まれた方なら、誰でも受験できます。

II筆記試験スケジュール

受験案内書頒布期間 2023年6月1日(木)~2023年6月16日(金)
受験申込受付期間 2023年6月1日(木)~2023年6月20日(火)
矢印
筆記試験受験票送付
矢印
筆記試験
(学科試験及び実技試験)
2023年8月20日(日)
矢印
筆記試験合格発表
2023年9月29日
※筆記試験合格者には、実務経験審査及び
初回の登録の案内書送付

(1)筆記試験受験案内書の頒布

① 頒布期間 2023年6月1日(木)~6月16日(金)
(土曜日、日曜日は除く)
② 頒布価格 1部 1,300円(消費税含む) 送料別
③ 頒布方法 受験案内書は協会窓口または郵送で頒布いたします。

(2)筆記試験受験申込受付

① 受付期間 2023年6月1日(木)~6月20日(火)
② 申込方法 インターネット上で行うオンライン申込となります。

(3)筆記試験受験申込みに必要な書類

  1. ① 顔写真データ
  2. ② 受験手数料納入用払込取扱票(所定の払込用紙)
    ・受験手数料を納入した際発行される払込受領証の写真データを受験申込の際に添付
  3. ③ 年齢を証明できる書類の写真データ(運転免許証、パスポート、健康保険証等)

(4)受験手数料 22,000円(消費税含む)

  1. ① 受験手数料は、受験しなかった場合にも返還しません。
  2. ② 一旦納入した受験手数料は、協会の責により試験を受けることができなかった場合を除き返還しません。

(5)試験日・時間

  1. ① 試験日 2023年8月20日(日)
  2. ② 時間
    区分 時間
    学科試験 10:00~12:00(2時間)
    休憩 12:00~13:30
    実技試験 13:30~16:30(3時間)

(6)筆記試験の受験地

  1. ① 東京(東京都区内)、大阪(大阪市内)の2地区のうち、受験者の希望する地区とします。
  2. ② 受験地の変更は、原則として認められません。

(7)筆記試験の構成

  1. 学科試験出題形式 原則として四肢択一式
    出題内容
    市街地再開発事業及びマンション建替え事業に係る法律等
    都市再開発法、マンションの建替え等の円滑化に関する法律、市街地再開発事業及びマンション建替え事業に係る補助・融資・税制等
    都市計画法等関連法規
    都市計画法、建築基準法、土地区画整理法、密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律、都市再生特別措置法、その他都市再開発の事業に係るもの
    不動産関連法規
    建物の区分所有等に関する法律、借地借家法、不動産登記法、民法、その他都市再開発の事業に係るもの
    評価・補償
    不動産鑑定評価基準、国土交通省の公共用地の取得に伴う損失補償基準、その他都市再開発の事業に関する評価・補償
    その他 都市再開発に関連する基礎知識
    都市づくりの理念・歴史、不動産証券化等のファイナンス等 都市再開発に関連する基礎知識
  2. 実技試験出題形式 記述式を含む筆記
    出題内容
    市街地再開発事業及びマンション建替え事業の手続き、事業計画及び権利変換計画の作成並びにその他の都市再開発の事業の企画、事業計画及び権利調整に係ること
(注1) 上記①学科試験②実技試験の出題の根拠となる法令等の規定は、2023年1月1日現在施行されているものを対象とします。
(注2) 都市再開発事業とは、都市における土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に寄与する建築物及びその敷地の整備に関する事業をいいます。

(8)筆記試験合格発表

2023年9月29日(金)
合格発表は、合格者受験番号を協会のホームページに掲載します。
受験者には、全員に合否の通知を自宅住所宛に送付します。
また筆記試験合格者に対し、実務経験審査及び登録の案内書を送付します。

(9)合格点等の公表

筆記試験の合格発表時に、合格点等を公表します。
(各受験者の採点結果、試験問題に関する問い合わせには、一切応じられません。)

【実務経験審査と登録】

実務経験審査は、書類審査及び面接審査が行われます。

I実務経験審査の受験資格等

  • 筆記試験合格者で登録を受けようとする者について、3年以上の実務経験の有無を、書類審査及び面接審査により審査します。(書類審査により実務経験を有すると認められた場合は、面接審査を免除します。)
  • 実務経験審査は、年1回11月~12月にかけて行われますので、2023年の筆記試験合格者の審査申込の機会は、2023年10月、2024年10月、2025年10月の3回あることになります。2023年の筆記試験に合格した方は、下記の但し書きの場合を除き、2026年9月30日の経過をもって、筆記試験合格は失効します。
  • 但し、実務経験年数の不足等で、上記の審査受験期間内の審査を受けない場合(実務経験審査に合格しない場合を含む。)、その期間満了前に、協会の実施する「技術維持講習」(8月~9月実施予定、技術維持講習手数料 22,000円(消費税含む))を受講することにより、3年後の9月30日まで審査受験期間を延長することができます。

II実務経験審査スケジュール等

筆記試験合格
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実務経験審査 申込受付
2023年10月2日~10月31日
矢印
実務経験審査
面接審査・書類審査
2023年11月~12月
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実務経験審査合格発表
2024年1月31日 予定
矢印
再開発プランナー登録
2024年2月1日
※登録証交付

III審査の対象となる実務経験について

  • 実務経験は3年以上必要です。
  • 実務経験とは、都市再開発法に基づく市街地再開発事業等に限定されず、広く都市の環境形成につながる土地や建物に係わる事業の企画、調査、計画、設計、工事、権利調整、資金調達、販売、管理運営等の業務に携わったことをいいます。
    また、上記業務に係わる行政経験、大学等における大学卒業後の研究活動も実務経験の審査の対象とします。
  • 上記業務に準ずる、大学院(修士課程又は前期博士課程)の研究活動は、その期間を実務経験年数1年とみなします。大学院(修士課程又は前期博士課程)を実務経験に含める場合は、「実務経験申告書」の欄に期間、研究テーマを記載し、その研究内容を「実務経験レポート」に必ず記述して下さい。
  • 審査の対象となる実務経験は、筆記試験合格の前後を問わず、満 23 歳に達する年度の 4 月 1 日以降のものです。
    (例:修業年限通りに4年制大学を卒業しすぐ実務に就いた方は、その年の 4 月 1 日のものから対象となります。)

(1)実務経験審査申込受付

受付期間2023年10月2日~10月31日

(2)実務経験審査申込みに必要な書類等

  1. ① 実務経験申告書(所定の用紙)
  2. ② 実務経験レポート(所定の用紙)
    課題: 実務経験申告書に記載したあなたのこれまでの実務経験より、実際に担当された業務(プロジェクト)から代表的な業務を選び、地区名と業務従事期間を明記し、実務を通じて対応されたこと、ご自身の役割、業務推進にあたり特筆すべき点などを具体的に分かりやすく記述し、実務経験が合わせて3年以上となることがレポートから読み取れるようにして下さい。
    実務経験の対象となる行政経験、大学等における大学卒業後の研究活動を3年の実務経験に含める場合は、その内容、期間も明記して下さい。
    このレポートに記載された内容は、実務経験審査以外では一切使用いたしません。
    様式: A4判1枚で1000字以上1400字以内
  3. ③ 登録手数料 16,500円 (消費税含む)

(3)実務経験審査の方法及び内容

  • 書類審査   実務経験申告書、実務経験レポートの内容を審査
  • 面接審査   提出された実務経験申告書、実務経験レポートの内容を確認するための面接
(書類審査により実務経験を有すると認められた場合は、面接審査を免除します。)

(4)実務経験審査合格発表

2024年1月31日 予定
合格発表は、合格者受験番号を協会のホームページに掲載します。
また、受験者には、合否の通知をご自宅住所宛てに送付します。

IV筆記試験合格後、すぐには実務経験審査を申し込まない場合(技術維持講習について)

  • 筆記試験合格者は、筆記試験合格日から3年後の9月30日(2023年の筆記試験に合格した方は、2026年9月30日)までに行われる実務経験審査に合格し、登録を受けることになっています。
    実務経験審査は、年1回11月~12月にかけて行われますので、2023年の筆記試験に合格した方の実務経験審査申込の機会は、2023年10月、2024年10月、2025年10月の3回あることになります。
    (なお、これらのどちらの審査に合格しても、登録の有効期間は2026年9月30日までとなっており、審査に合格したときから3年間とはなりませんので、ご注意下さい。)
  • 今年の筆記試験合格者が、上記3回の機会に実務経験審査を申し込まなかった場合(実務経験審査で不合格になった場合も該当します。)は、実務経験審査期間満了前に協会の実施する「技術維持講習(有料)」(2026年8月~9月)を受講することにより、期間満了の日から3年後の9月30日(2029年9月30日)まで実務経験審査受験期間を延長することができます。
  • 筆記試験合格者は、実務経験審査に合格し登録を受けるか、技術維持講習を受け実務経験審査受験期間の延長手続をしなければ、筆記試験合格日から3年後の9月30日(2023年の筆記試験に合格した方は、2026年9月30日)の経過をもって、筆記試験合格は失効します。
「技術維持講習」の受講料は、22,000円 (消費税含む)
(筆記試験合格から約3年後に技術維持講習を受ける場合のフロー)
筆記試験合格から約3年後に技術維持講習を受ける場合のフロー

V再開発プランナー登録

実務経験審査に合格すると、実務経験審査申込の際に申請した内容に基づき登録されます。

(1)登録の有効期間

  1. ① 2023年の筆記試験及び実務経験審査に合格し、登録を受けた場合の登録有効期間は2026年9月30日までです。
    2023年の筆記試験合格者で、2024年又は2025年の実務経験審査に合格し登録を受けた場合でも、登録の有効期間は上記と同じ2026年9月30日までとなります。
  2. ② 登録有効期間満了前に更新講習の課程を修了することにより登録が更新され、資格の継続ができます。3年毎の更新の登録及び更新講習の時期、費用、その他の手続きは、事前に案内します。

(2)登録証

登録者には、再開発プランナー登録証が交付されます。

(3)登録簿への登載

登録者は一般社団法人再開発コーディネーター協会に備える再開発プランナー登録簿に登録されます。